勉強方初心者でも気をつけること最初にやること資金

スキャルピングとスイング?

FXのトレードの種類分けにはいろいろな分け方があります。
プログラムによるシステムトレードと人の判断で行う裁量トレード。
要人の発言や経済上のイベントによる為替変動を狙う指標トレードと、インジケーターを活用したテクニカルトレード。
基本的に1トレードで1つしかポジションを持たないトレードと、
為替が不利に働いたときに買い増しして
平均購入単価を下げるナンピントレード。
などなど。

今回取り上げるのは
トレードにかかる時間によって区別されたスキャルピングとスイングです。
要は短い時間足で売買の判断をし、
短時間でトレードを終えるのがスキャルピング。
長い時間足で売買の判断をし、
数日から数週間単位でトレードをするのがスイングです。
まずスキャルピングですが、
資金効率が高いのと、忙しくてもトレードできることがメリットになります。
ある程度の勝率が維持できていれば、
買ったらその資金を再投資して
複利でトレードすることで利益を増やしていくことができます。
また、損失も小さくできるので
資金に余裕がない人でもできるというメリットもあります。
逆に数PIPSを抜くという特性上、
損失が小さい代わりに利益も小さいという欠点があります。
また、数分から数秒という短いトレードもありますから、
かなりの集中力が必要になるのと、
スプレッド負けしやすいというのもデメリットです。
一方、スイングトレードには
何といっても一回で大きな利益を取れるというメリットがあります。
また、基本的には一度エントリーしてしまえば
利益確定と損切りを指し値で入れてしまうので、
一日1回程度チェックする程度と
余裕のあるトレードができるのも大きな特徴です。
さらに通貨によってはスワップポイントをもらえることもあります。
エントリーロットが大きければ
一日数百円から数千円もらえることもありますから、大きいです。
ただ、これはそのままデメリットにも繋がります。
通貨とエントリー方法(売りか買いか)によってはマイナススワップがついてしまい、毎日少しずつお金が減っていくこともあります。
また、利益額が大きい分、損失もスキャルピングに比べると大きくなります。
上昇トレンドであっても一時的に下がることはありますから、
そのドローダウンに耐えられるだけの
資金を用意しておかなければなりません。
さらに、長期でポジションを保有すると言うことは
突然の為替変動に巻き込まれやすいということも意味します。
以上のようにそれぞれのトレードには一長一短があります。
デモトレードや少資金でのエントリーで両方に取り組むのが、
自分に合ったトレードスタイルを見つけられるでしょう。